人生の応援歌

皆さま、ごきげんよう。 迎賓館 グランシェフ 中村です。

いよいよ、秋の忙しいシーズンがやってきました。冬メニューの試食会メニューも決まりました。
是非、迎賓館の見学ツアーにいらしてください。試食も出来ますので、先ずは、お申し込みを!!
ご披露宴では、お二人のための 素敵なメニューをお作りいたします。

先日、我が迎賓館、中尾総支配人から、「シェフ、、、これっ知ってるでしょ?」と、一冊の本を手渡されました。
日本の父的存在の松下幸之助さんの永遠のベストセラー、( 道をひらく )でした。 ああ~、これ、
懐かしい!、、、むかし若い頃、読んだなぁ~。その後、スタバーに寄り、カフェを飲みながらページをめくり、
30歳前半の頃、シェフになって未だ間がない必死だった時のことを、、、いろいろあったなぁ~。
思いだしていました。 再び読み終え、私の心に響きました。  そして また明日も頑張ろう。。。!

応援歌
メロディーが流れれてきた瞬間、それが流行っていた頃のことや、耳にしたときの情景が鮮やかに甦る。。。。。
そんな歌がお互い一つや二つはあるのではないか。 悲しいとき、ふと寂しくなったとき、人は歌を口ずさむ。

そして遠い過去や故郷に思いを馳せたり、歌にわが身を重ねて涙したりする。すると、暗く沈んでいた心が
いつの間にか浄化され、少しずつ軽くなってくる。歌はそうした不思議な力を秘めているといえよう。

歌に限らない。そこに立ち返ればおのずと慰められ、励まされる何かを、だれもがもっているはずである。
くじけそうになったときにはそれに思いを寄せ、しばし浸ってみればいい。そんなふうに疲れた心を労わり慰める
ことで、再び前を向いて歩き出すことができるにちがいない。

人は、どんなときも自らの心を奮い立たせつつ、まさに命が尽きるその瞬間まで歩み続けなければならないので
ある。大切な思い出を糧に、人生の応援歌を胸に、今日も明日も、そして明後日も。
 PHP 10月号(人生は心で決まる)


( 秋冬メニューから、ロイヤル・コペンハーゲンのお皿に盛り付けてみました。)

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オマール海老のサラダ   寒ブリのグリエ、イカ墨のリゾーニ    天然真鯛 えびす鯛のムニエル

 それでは、皆さま、心から お待ちしております。     迎賓館 グランシェフ  中村 実