味覚の授業

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                                      10月23日(木)  大阪市立桃陽小学校

20年以上にわたってフランスで毎年第3週に実施されている教育活動 「味覚の一週間」は、日本での
開催4年目を迎えます。「味覚の一週間」の期間中は、日本各地の小学校、レストランなどで、
五感をつかって味わうことの大切さや、食の楽しみを体感できる様々な取り組みが実施されています。

「味覚の授業」の目的は2つあります。ひとつは、味の基本となる4つの味(塩味、酸味、苦味、甘味)、そして
日本には、「うまみ」と言われる第5の味を加えた「5つの味」についての知識や味わうことの楽しみに触れる
体験型の学習で、授業は主に、味蕾が発達段階にある小学3、4年生を対象に行われます。
この2つのことを基本に、それぞれシェフのオリジナル授業が行われています。
                             「味覚の一週間」事務局 http://www.legout.jp/event/lesson/

子供たちが「味覚」と向き合うことで、また味わう楽しみから、文化の一端である「食」への関心を高める
きっかけを得ることで、食文化の担い手である子供たちが「食」への正しい理解と高い関心を育むことは、
日本のさらなる文化の発展や良質な作物の生産の一助となることでしょう。

今後も、社会貢献の一環として協力していく所存です。

                                 迎賓館  グランシェフ     中村 実