【結婚式の感動演出】「ベールダウン」の意味や由来などご紹介



皆さん、こんにちは!ウェディング準備、楽しんでいますか?😊

結婚式には、心温まるセレモニーがたくさんありますが、中でも新婦様とご家族の絆を感じられる瞬間に「ベールダウン」があります。

「聞いたことはあるけど、実はよく知らない...」 「どんな意味があるの?」 「誰にお願いするのが一般的なの?」

そんな疑問をお持ちのプレ花嫁様やご家族のために、今日はベールダウンの魅力や背景を詳しくご紹介します!知れば知るほど、結婚式がもっと楽しみになるはずですよ✨

   そもそも「ベールダウン」ってどんな儀式?

ベールダウンとは、結婚式の挙式が始まる直前に、新婦様のウェディングベールを顔の前にそっと下ろしてあげるセレモニーのこと。

多くの場合、バージンロードを歩き出す前、チャペルの入り口やお支度が整ったブライズルーム(控室)で行われます。新婦様を送り出す、感動的で愛情に満ちたワンシーンなんです。

   ただ下ろすだけじゃない!ベールダウンに込められた深い意味

この短い時間には、とっても素敵な意味が込められているんですよ。主に2つあると言われています。

  1. 魔除けのお守り 昔々のヨーロッパでは、花嫁は幸せを妬む悪魔に狙われやすいと信じられていました。そのため、お母様が娘の顔にベールを下ろし、「悪いものから守って、無事に愛する人の元へ送り出せますように」という願いを込めたのが始まりとされています。ベール自体が、清浄の象徴であり、花嫁さんを守る盾のような役割を担っていたんですね。

  2. お母様からの最後の身支度 生まれてからずっと愛情を注ぎ、大切に育ててきた娘へ。お母様が手伝う、最後の身支度という意味合いも込められています。 「きれいよ」「幸せになってね」 そんな言葉と共にベールを下ろす瞬間は、これまでの子育ての思い出や娘への愛情、そして新しい人生への祝福が溢れ出す、涙なしには見られない感動的な時間です。

    ベールダウンは誰にお願いするのがベスト?

伝統的には新婦様のお母様が行うことが多いです。やはり「最後の身支度」という意味合いが強いですが、決まりがあるわけではありません!例えば...

  • お父様
  • ご兄弟姉妹
  • おばあ様やおじい様
  • 親しいご友人

など、新婦様にとって「この人に送り出してほしい」と心から思える大切な方にお願いするのが一番です。誰にお願いするかで、また違った感動が生まれるかもしれません。

   いつ、どこで行うのがいいの?

ベールダウンを行うタイミングや場所も、お二人の希望に合わせて選べます。

  • ゲストに見守られながら、挙式会場の入り口で バージンロードを歩き出す直前に行うパターンです。ゲストの皆さんと感動を分かち合えますし、写真や映像にも残りやすいのがメリット。スポットライトを浴びて、ドラマチックな雰囲気に包まれます。

  • 家族だけで、ブライズルーム(控室)で 挙式前に、家族水入らずのプライベートな空間で行うパターンです。周りを気にせず、落ち着いて言葉を交わしたり、気持ちを伝え合ったりできます。「人前で泣いちゃうかも...」という方にもおすすめです。              

    ベールダウンの基本的な流れ

セレモニー自体はとてもシンプルです。

  1. 新婦様と、ベールを下ろす方が向かい合って立ちます。
  2. 新婦様は、ベールを下ろしてもらいやすいように、少しだけ膝を曲げたり、腰をかがめたりして、優しい心遣いを。
  3. ベールを下ろす方は、新婦様のヘアスタイルやメイクが崩れないように気を付けながら、ゆっくりと丁寧にベールを顔の前に下ろします。
  4. ベールを下ろし終えたら、新婦様の肩にそっと手を置いたり、ハグをしたり、「幸せになってね」「いってらっしゃい」といった温かい言葉をかけることが多いです。

短い時間ですが、言葉以上にたくさんの想いが伝わる瞬間になるはずです。

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   最後に

いかがでしたか? ベールダウンは、ただの儀式ではなく、家族の愛と絆を再確認できる、結婚式の中でも特に心に残るセレモニーの一つです。

これから結婚式を控えているプレ花嫁は、ぜひベールダウンを取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか?きっと、あなたとあなたの大切な人にとって、忘れられない宝物のような時間になりますよ。

皆さんの結婚式が、笑顔と感動で溢れる一日になりますように!!